大会長挨拶

時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。また平素より格別のご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます。

このたび、2024年(令和6年)11月30日、12月1日の2日間の会期にて、大阪の枚方市にあります大阪歯科大学楠葉西学舎におきまして、日本歯科衛生教育学会第15回学術大会を開催させていただきます栄誉を賜り、学会員の皆様およびご参会下さる皆様に心より感謝申し上げます。

第15回学術大会ではテーマを「歯科衛生学教育の多様性と可能性の探求〜社会的ニーズに応えられる教育としての歯科衛生学の多様性と可能性を探る〜」としました。今テーマは誠に勝手ながら私自身の日々考える悩みでもあります。

このテーマをもとに、教育講演、特別講演、シンポジウム、パネルディスカッション、また委員会企画セッションなどを企画・準備しております。

ご登壇いただく先生方のお話しは、歯科衛生教育に携わる私達にとって多くの示唆をいただけるものとワクワクしております。また先生方のお話しから社会的ニーズに応えられる教育としての歯科衛生学の多様性と可能性を探ってまいります。

限られた2日間の会期内でテーマに沿った全ての課題について、議論が尽くされることは困難かと思いますが、大会開催者として可能な限りファシリテーターとしての役割を務めさせていただきます。

さて学術大会会場であります樟葉の地は、1500年以上前に継体天皇が即位し宮を営んだ地です。悠久の時間の流れを感じられ、京都、奈良とも接する地でもあります。ぜひ時間がございましたら大阪・京都・奈良など周辺を含め散策いただければと思います。

最後になりますが、ご参加いただきます皆様、ご協賛を賜りました各団体の皆様、大会の運営をお手伝いいただきます皆様へ感謝申し上げますとともに、ご参会の皆様にとりまして実りある大会となりますよう祈念し、挨拶とさせていただきます。

大阪の地で皆様とお会いできることを楽しみにしております。

大阪歯科大学医療保健学部口腔保健学科教授
大阪歯科大学附属病院口腔リハビリテーション科科長

大会長 糸田 昌隆